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本号特集は「お酒の生物学［日本編］」です。育種やゲノム解析等，職人の世界で行われている最新の酒造技術研究について，生物学の視点から紹介・解説します。巻頭グラビア「酒造りの中の遺伝学」では，酒に関する日本で唯一の公的研究機関である酒類総合研究所(広島)の酒造りと研究の様子を紹介。麹菌や酵母，酒米(山田錦)，清酒(日本酒)，焼酎，ワイン等々…酒造りの世界の奥深さをぜひご堪能ください。

　このほか，好評連載「植物を集める‼」「実験観察の勘どころ」「高校生物・ワクワク宣言‼」「シゴト×生物」も必見です。

＊本特集に興味のある方は，同じく酒類総合研究所監修の『生物の科学 遺伝』特集「お酒の生物学［世界編］」(Vol.78-no.3(2024年7月号))，発酵・醸造微生物について取り上げた特集Ⅰ「発酵・醸造食品における微生物の多様な働き」(Vol.73-no.3(2021年5月号))，ほか(株)エヌ・ティー・エス発刊の新刊『伝統食品のおいしさの科学』や『おいしさの見える化マニュアル』，『おいしさの科学』Vol.2「熟成」，別冊No.26『生命科学情報検索ガイドブック』，別冊No.25『改訂 遺伝単』，別冊No.24『実践 生物実験ガイドブック』などもオススメです。