『生物の科学 遺伝』2026年5月発行号 試し読み用動画
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『生物の科学 遺伝』2026年5月号特集は「食虫植物研究の最前線~広がる食虫植物の世界」です。
通常の植物とは異なった進化をした植物である食虫植物,その奇抜さゆえに多くの人々を魅了しますが,その本質的意義は,単なる異端性にあるのではありません。
近年,ゲノム解析や形質転換技術により,普通の植物がどう変わることで食虫植物が進化したのかが分かってきました。また,植物に普通的であるが普通の植物では研究することが難しかった生命現象の分子機構(短期記憶,活動電位発生伝播等)も,食虫植物をモデルとすることで明らかになってきました。さらに,日本の中に新たな種が分布することなど,これまで知られていなかった生態学的特性も明らかになってきています。
そこで本特集では,その存在無くして植物を語ることはできない食虫植物の研究最前線について,各研究者たちが巻頭グラビア付きで紹介・解説します。多様性の理解,普遍原理の探求,そして未知の仕組みの発見へとつながる可能性等,まだまだ面白い問題が残されている食虫植物,その魅力をぜひ本誌にてご覧下さい。
ほか投稿「精子の形と行動―その多様性と進化」ほか各連載も必見です(「日本列島の多様な淡水生物 その進化と保全」「高校生物・ワクワク宣言!!」「実験観察の勘どころ」「植物を集める!! 」「フォトコンテスト 生物科学学会連合」)。
*本特集ほか食虫植物や植物,植物の進化等に興味関心のある方は,本特集監修の長谷部光泰先生が同じくご執筆の 『生物の科学 遺伝』バックナンバー特集「光合成を捨てた植物の新戦略/遺伝子組換えの新しい風」(Vol.70-no.4(2016年7月号)),ほか「コケ植物が語る過去・現在・未来」(Vol.76-no.3(2022年5月号)),特集「イチョウの世界/植物の生きる知恵」(Vol.74-no.5(2020年9月号)),特集Ⅰ「キノコをとおして地球の未来を考える」(Vol.72-no.5(2018年9月号)),特集Ⅱ「変わる光合成研究」(Vol.72-no.3(2018年5月号)),特集Ⅰ「植物ホルモンをめぐる最近の話題」(Vol.70-no.5(2016年9月号)),また(株)エヌ・ティー・エス発刊の『植物の多次元コミュニケーションダイナミクス』や,別冊No.28『実践 生物実験ガイドブック 2』,別冊No.27『実践 生物実験ガイドブック 新装版』,別冊No.26『生命科学情報検索ガイドブック』,別冊No.25『改訂 遺伝単』などもオススメです。





