『生物の科学 遺伝』2025年7月発行号 試し読み用動画

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『生物の科学 遺伝』2025年7月号特集は「高山植物学の最前線―解明されてきた進化の歴史と生存戦略」です。

 低温,強風,多雪など過酷な環境に生育する高山植物,鮮やかな花とユニークな形態で多くの人々を魅了するだけでなく,独特の生物群集で構成される高山生態系は,生物多様性のホットスポットとしても重要です。しかし高山植物がどのような経緯で日本の高山帯に現れ,厳しい高山環境でどのように生き延び,子孫を残してきたのかについては,依然として不明な点が多くあります。また近年の地球温暖化は,寒冷環境に適応した高山植物と高山生態系に深刻な影響を及ぼすと危惧されています。

 本特集では,最近の研究によって明らかになってきた高山植物の最新の話題(進化的歴史,生存戦略,分布特性,保全上の課題等)について,各研究者たちが紹介・解説します。巻頭グラビア「高山植物図鑑」(全11頁)ほか各連載も必見です(「植物を集める!!」「日本列島の多様な淡水生物:その進化と保全」「実験観察の勘どころ」「高校生物・ワクワク宣言!!」「フォトコンテスト 生物科学学会連合」)。

 

*本特集ほか植物や植物学,高山/森林生態系,国内希少野生動植物種やその環境等に興味関心のある方はほか,『生物の科学 遺伝』バックナンバー特集「バラ研究最前線」(Vol.78-no.5(2024年9月号))特集「花ハス:歴史と最新研究―人との関わりを紐解く」(Vol.77-no.3(2023年5月号))特集「コケ植物が語る過去・現在・未来」(Vol.76-no.3(2022年5月号))特集「チョウ類の多様性とその保全」(Vol.76-no.2(2022年3月号))特集「イチョウの世界/植物の生き残り戦略」(Vol.74-no.5(2020年9月号))特集「ミツバチ新時代(Vol.73-no.6(2019年11月号))特集「サクラ研究の新展開―ゲノム時代におけるサクラ」(Vol.73-no.3(2019年3月号))特集Ⅰ「キノコを通して地球の未来を考える(Vol.72-no.5(2018年9月号))特集Ⅱ「針葉樹の寒冷地適応と分布域の変遷(Vol.72-no.1(2018年1月号))ほか(株)エヌ・ティー・エス発刊の植物の多次元コミュニケーションダイナミクス『薬用植物辞典』別冊No.27『実践 生物実験ガイドブック 新装版』別冊No.26『生命科学情報検索ガイドブック』別冊No.25『改訂 遺伝単』などもオススメです。